日本人は音楽ルーツを雑に扱いすぎな件

もしあなたに好きなアーティストがいるのであれば、ぜひとも一度は目を通してほしい内容になります。

音楽のルーツって意識して曲を聴いていますか?

いちリスナーであれば、流行の曲をただ聴いていれば良いかもしれません。しかし、この記事を開いているということはそこそこの音楽好きであると思います。そんな方々でも「新しいアーティストを知りたい!」と思ったときにルーツを知っている状態とそうでない状態では個人の好みなどを客観的にみることができます。

またこの記事を読んでいる人の中にはプロを目指す人もいるかもしれません。そうなってくるとなおさら音楽ルーツを知ることで、音楽の幅を広げることは重要になってきます。

意識高い系音楽評論家みたいな人が「日本の音楽は遅れているよね」とか「欧米と比較すると~」みたいに言ってくることはありませんか?(笑)

それはあながち間違いではなくて、今流行っている音楽は西洋音楽なので洋楽の方が本場なので、歴史が違います

欧米でももちろん流行しか追わない人はたくさんいますが、音楽的な背景を尊重するような文化が根付いています。海外アーティストがジャンルの棲み分けがはっきりしているのはそのような文化も要因としてあります。

ひとつのジャンルの特化した音楽ルーツをたどるような楽曲制作は曲の完成度を高めやすいので、それを歴史として理解しているのではと考えられます。

と話が少しそれましたが、なぜ音楽ルーツを知ることが良いのでしょうか。

例えばミスチルが好きな人は彼らが影響を受けたエルヴィス・コステロを知っている人はどれくらいいるでしょう?毎回アルバムを購入するような方でも割合としては少ないと思います。

って多くの人が「誰それ?」となると思います。しかし、知っていると「あ、この曲の交友部分は影響を受けているなー」とか「コステロの影響受けた新人バンド、ちょっとミスチルと似ている部分もあって好きかも」とか新しい発見をすることができます。

でもどうやって音楽ルーツをたどるのさ!!と思った方、最後まで読めばルーツの探り方が分かります。

主に3つの方法があります。

  1. 好きなアーティストから音楽ルーツをたどる
  2. 好きなジャンルから音楽ルーツをたどる
  3. AIを積極的に利用していく

ではそれぞれを詳しく見ていきましょう。

好きなアーティストから音楽ルーツをたどる

有名な音楽プロデューサーやロックバンド、歌手などプロの世界で活躍しているアーティストは、ほとんどが音楽ルーツ・原点を持っています。

ほとんどのと言ったのは、一部のアイドルやミュージシャンは音楽の造詣があまりなく、周りに合わせて活動している人もいます。

現代はポップミュージックが飽和しているため、音楽ルーツが浅い人でもある程度の活動を続けられることができます。しかしそのような音楽は聴いていて飽きやすい部類が多いように感じますし、リスナーも離れていってしまいます。

では売れているアーティストはどうかみてみましょう。長く活動を続けているサザンオールスターズや井上陽水などはネットで調べてみると音楽ルーツなどが数多くヒットします。

2010年代後半から流行っているアーティストでも、米津玄師や星野源なども実はかなり音楽の造詣が深いアーティストなんです。

それぞれのアーティストの曲のみ聴くのも良いですが、さらに詳しく知ることでそのアーティストの好きな音楽が分かります。そうなるとインタビューなどの理解度も深まりますね。

ちなみに検索するときは「〇〇(アーティスト名) 音楽ルーツ」で検索すればヒットします。

音楽ルーツを調べることで、実は好きなンドが演奏していた曲がカバー曲だったとかも知ることがあります。そんなラッキーな副産物もあるので、ぜひ一度試してみたいですね。

好きなジャンルから音楽ルーツをたどる

これは新しいアーティストを発掘する場合、アーティストからたどるよりも良い方法だと思っています。

というのも、好きなジャンルがある程度定まっている場合は、その好きなジャンルから昔のアーティストをたどりつつ、その偉大なアーティストから影響を受けた別の新人アーティストを見つけられたりします。

調べ方としては「〇〇(アーティスト名) 音楽ジャンル」と検索してからヒットしたジャンルの音楽をいくつも漁っていくという方法をとります。

Wikipediaなどで音楽ジャンルを詳しく紹介していたりします。しかも昔のアーティストたちはウェブ上のアーカイブがかなりあるので、調べれば調べるほど音楽ジャンル沼の深さにはまっていくかもしれません。

AIを積極的に利用していく

現代であればこれが主流かと思われます。

そんなAIとか使い方分からないんですけど…

AIと聞くと訳が分かりませんが、YouTubeなどの「あなたへのおすすめ」が紹介される機能などのことです!

あれは再生している動画の傾向から好きそうなジャンルの動画を紹介しています。YouTubeであれば動画なので、音楽以外のジャンルの動画を見ていれば違うおすすめも紹介されますが、音楽サブスクリプションサービスではどうでしょうか。

Spotifyやapple musicにもあなたへのおすすめが表示されます。特にジャンル分けして表記される機能もあるので便利ですよね。
音楽ジャンルからルーツをたどる方法と近いものがありますが、全く気にしていなかったアーティストも知ることができます。

さらには年代別のミックスリストも作成してくれたりもします。
THE BAWDIESのような1950年代のロックがルーツにある場合、検索だけではどこからルーツをたどればいいか分からない!となりがちですが、AIをうまく利用することで簡単に音楽ルーツをたどることができますね。

結局、音楽ルーツを知ることで何かいいことはあるの?

音楽を制作する側のミュージシャンはもちろん音楽ルーツを知ることは必要ですが、リスナーは別に必要ないんじゃないかという意見も理解はできます。

好きなアーティストだけ聴く人の方が多いのが実際のところでしょう。

筆者自身の場合も中学生くらいまではそうでした。
変化があったのは筆者の場合はマキシマムザホルモンにはまっていたありがちな高校生だった頃です。ホルモンのベーシスト上ちゃんはレッチリのメンバーと同じタトゥーを彫るくらいの極度のレッチリ好きで有名です。

そこまで好きなアーティストなら一度聴いてみようかな?と軽い気持ちで聴いてみるとホルモンと違う曲調なのに、すごくカッコよく聴こえてそこからはまりだしたのを今でも覚えています。

そこからレッチリと同年代のニルヴァーナをたどったりと90年代のオルタナティブを傾聴していくようになり…とどんどんジャンルを深堀していくことになったのは言うまでもありません。

こうやって今まで知らなかったカッコいいアーティストやカッコいい楽曲などを知ることができるのが最大の魅力と言えます。

今まで気にしていなかった方には面倒かもしれませんが、一度音楽ルーツをたどることをしてみると面白い発見ができるかもしれません。

DMでの質問等も受け付けています